スクウェア・エニックスの代名詞とも言えるゲーム、
ファイナルファンタジー。
その女性キャラクター達が恋愛シュミレーションゲームにて登場。
その名も、
Final Fantasy Memorial Prelude (ファイナルファンタジーメモリアル・プレリュード)
まぁスクウェア・エニックス公式のゲームではなくいわゆる同人のゲームだ。
話をさかのぼると、2000年。
2ちゃんねるのFFDQ板で〝FFのギャルゲーが出るらしい〟というレスから、
住人による構想、製作、萌えを論議していくうちに、職人達が力を合わせ6年という月日をかけて作ってしまったのだ。
このタレコミをしてくれた友達から有無を言わさずファイル送信してもらう俺。
週末ということもあり、サーバーが混雑していて一時間以上かかる模様。
その間、決戦に挑むべく食事、準備体操、瞑想、妄想をして過ごした。
「試合はまだですか!監督!!」
そして一時間後、ついに受信完了!!(よくみたら100MBもある)
もう体は芯から煮えたぎっている。
もう、それは圧縮されたファイルをマウスカーソルで触れるだけで解凍できるくらいの剛熱だ。
ベストの状態でFFのキャラ達との対峙を迎えた。
う、
うおおおおおおおお~~~~!!!
なんだ、
このFF感は!
スタート画面からFFを
意識している。
伝えることはできないが、
音楽もFF風だ。
最初に名前入力。
本名はやりこむ時に入力するとして、とりあえず世界の共通語「クレディ」を入力。
どうやら左にいる男が主人公=プレイヤーらしい。
顔が前髪で隠れていて、いかにもだ。
そしていざ、プレイ開始!
この時点で俺の周りだけ世界と隔離され、周辺の音が聞こえなくなる。
それだけこのゲームに集中してるということだ。
クレディ「う・・・・・うーん」
王道中の王道。
例によって、主人公(クレディ)の寝起きから始まった。
起きる時に「う、うーん」なんて言わねっつの!!
通学中に幼馴染(という設定)の
ティファに遭遇。
ティファ「ねぇ、クレディ。朝一緒になるなんて久しぶりだから、たまには一緒に行かない?」
うん、
ユフィさんはどこにいますか?
早く出してください。
ぶっちゃけティファはどうでもいいんよ。
冒頭でも記した通り、今回のターゲットはユフィ。
つまりユフィ萌えなんです。
今まで隠していてごめんなさい。
さて、舞台を学校に移すと、校内はFFキャラで溢れている。
友達と話したり、先生と話したり、不良と絡んだりして下校となった。
家に帰ると、主人公の母親から「従姉妹のユフィちゃんを駅まで迎えに行って頂戴」というおつかいを頼まれた。
え、従姉妹? 従姉妹って結婚できたっけ?
残念ながら、ギャルゲーではそこまで事は発展しない。
ドキドキしながら駅へ向かう。
きつああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!
ちょm、おまえあいdhfははkjhMr.Childrendjぁsgふy
駅の券売機とユフィというミスマッチな構図がまた新鮮。
とりあえずここの画面のまま1分間ほど小休止。
ここまでの道のりも決して平たんではなかったのだ。
さて、物語に話を戻すと、ユフィも主人公と同じ学校に通うことになったらしい。
折角クレディと名づけたのに、従姉妹同士ということもあって、兄貴兄貴と呼ばれる。
そしてユフィとの学園生活が始まった。
ここからはダイジェストでお楽しみください。
クレディ「なっ・・・・・・!」
ユフィ「あ! うわー!」
小次郎「アウアー」
クレディ「バ、バカヤロ、そんなこと俺に言わせる気かよ。
いいか、お前を取られたくないからに決まってるだろ!」
クレディ「ちょ、ちょっと待て! 何いきなり抱きついてるんだ!
少し大胆過ぎやしねーか、オイ!」
とまぁ、これ以上明かすとこれからプレイする人にとってはネタバレになってしまうので、やめておこう。
実際このゲームはよく出来ていて、コンフィング画面もFF風に凝った作りになっている。
FF好きなら十分楽しめる内容となっているが、FF知らない人には全く面白くない出来となっている。
さぁ、FFフリークの諸君はレッツプレイだ。
Final Fantasy Memorial Prelude 開発配布サイト