魁!!クロマティ高校(講談社・少年マガジン連載)がなんと
実写で映画化されることとなった。
魁!!クロマティ高校 THE☆MOVIEと題された今作。
公式サイトには期待できそうなキャストまで公開された。
俺はこの漫画が連載当初から大好きで、単行本も4、7、9巻以外は全て持っている。
俺の様なファンの人たちは手放しで喜んだことだろう。
また、ファンでない人たちも喜びはしないが、別に気にも止めないだろう。
しかし、
魁!!クロマティ高校(以下、
クロ高)が映画化されることに憤怒した人が一人だけいた。
1984年~1990年に活躍。
試合数 779
打数 2961
安打 951
本塁打 171
打点 558
打率 0.321
89年度MVP獲得
そう、
ウォーレン・クロマティ氏(51)だ。
巨人では四番打者をつとめ、歴代の四番打者に引けをとらない成績を残した彼。
巨人ファンの間では、未だに彼を
史上最強の助っ人と評価する者も少なくない。
現在はアメリカ合衆国・アリゾナ州とカリフォルニア州を舞台にスタートする、
セミプロ野球のゴールデンベースボールリーグに参加する日本人限定チーム「ジャパン・サムライ・ベアーズ」初代監督に就任している。
ぶっちゃけ
黒いからクロマティ。
クロマティ氏は「氏名を無断で使われ、
パブリシティー権を侵害された」として映画の公開差し止めの仮処分を東京地裁に申し立てた。
クロマティ氏曰く「
クロマティ高校の生徒たちは授業にほとんど出席せず、他校の生徒との抗争に明け暮れるなど素行の悪い学生として描かれている。 そのような作品に名前が使われることに極めて強い憤りを感じた。」としている。
クロマティが「クロマティ高校の生徒は…」と発言している光景を思い浮かべるだけで
笑えるw
お前の学校だろw
彼は昨年に知人から
クロ高の話を聞き、ネットなどで内容を知ったという。
ちなみに
クロ高は英語版は作っておらず、米国での出版はしていない。
彼ははっきり言って内容を理解していないのだ。
こんなに面白い漫画は希少だと言うのに。
クロマティ氏は以前に「とんねるずのみなさんのおかげです」内で
クロマティ侍として出演した事もあるほどのひょうきんなキャラクターでお茶の間の人たちに愛されていただけに、
今回の
クロマティvsクロマティは少し残念。
けど日本語のわからない外国人からすれば
劇画タッチであるし、ただの不良の漫画としか見えないのも肯ける。
作者の野中英次さんが以前にタイトルの由来についてコメントしていたことがあった。
野中「悪(ワル)の巣窟だから、黒とか闇とかそんなイメージがいいよね。 黒・・・黒・・・クロ・・・クロマティ・・・クロマティ高校!!! という感じで決まったんです。」
クロマティさん、別にあなたを意識したわけじゃないんですよ。
こんなに適当にタイトル決まったんです。
この作品、ほかにも
「バース高校」「デストラーデ高校」などの高校も登場していて、今回の映画にも各高校のキャラクターが登場するそうだ。
ちなみに登場人物名も8割方実在する芸能人からつけている。
俺はこの映画姉と見に行こうとしていたんだけど、ちょっと心配。
話題性がヒットを生むこの時代。
魁!!クロマティ高校 THE☆MOVIEは色んな意味で要チェックだ。